指導者紹介

音楽監督・指揮者 梅沢和人

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桐朋学園大学音楽学部[ディプロマ]修了後渡米、エール大学院音楽科を首席で卒業。テネシー州ナッシュビル交響楽団コンサートマスターに就任、帰国後平成22年2月まで大阪フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター。同時に東京交響楽団、札幌交響楽団等日本の主要なオーケストラのゲストコンサートマスターを歴任。平成23年4月より 桐朋学園大学音楽学部非常勤講師。平成23年6月より 奈良県立ジュニアオーケストラ音楽監督。平成27年4月より奈良県立高円高校音楽科特別非常勤講師。現在、数々の国際コンクール、国内コンクールの審査員を努めると同時に数多くの入賞者を輩出するなど、後進の指導者として絶大な信頼を得ている。

管楽器スペシャルトレーナー 池田重一

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1987年大阪音楽大学音楽学部卒業。1988年ドイツ国立アーヘン音楽大学入学。90年同大学を最優秀で卒業。帰国後、大阪フィルハーモニー交響楽団に入団。1997年にCD「ホルン小品集」をリリース。1999年、伊丹市芸術家協会新人賞受賞。 2007年リリースの「はるかな音、奏でる言葉」は「レコード芸術誌」で高評を得た。NHK「どれみふぁワンダーランド」の「匠の技」に出演。2011年までの21年間、大阪フィルハーモニー交響楽団のトップ奏者をとして在籍。
ホルンを近藤 望、デイビット・ブライアント、リカルド・アルメイダの各氏に師事。現在、大阪音楽大学准教授・神戸女学院大学非常勤講師、アーヘナー・ホルンカルテット、宮川彬良とアンサンブル・ベガのメンバー。伊丹市芸術家協会会員。日本ホルン協会理事。
管楽器スペシャルトレーナー 沼田陽一
札幌市出身。12歳より遠藤一巳氏の手ほどきを受けフルートを始める。その後、札幌にて佐々木伸浩氏、東京にて(故)宇野浩二氏、峰岸壮一氏に師事し、桐朋学園入学後は峰岸壮一氏、(故)森正氏、室内楽を岩崎淑氏に師事、同時に和田健二氏にも師事する。1980年4月、関西フィルハーモニー管弦楽団の前身ヴィエールフィルハーモニックにトップ奏者として就任、現在に至る。

第1回京都フランス音楽アカデミーに於いてレイモン・ギヨー氏によるマスタークラス修了。オーケストラ以外でも各地で演奏活動を行う。

 武生国際音楽祭・中之島国際音楽祭・羽曳野音楽祭等においてもソロや室内楽で出演。関西フィル演奏会でもソリストとしてJ.S.バッハ/管弦楽組曲第2番・ブランデンブルグ協奏曲第4番&第5番、モーツァルト/協奏曲他を演奏した。2007年リサイタルを開催。これまでにR・リーバーマン(Vn)、J・キャンベル(Cl)、M・ラリュー(Fl)各氏とも共演している。

2007年リサイタルを開催。

 また、2014年に東豊中サロンコンサート実行委員会を立ち上げ、地元で定期的に「ご近所コンサート」を開催している。同志社女子大学嘱託講師。

チェロスペシャルトレーナー 松隈千代恵

10歳より音楽研究会にてチェロを始める。京都市立芸術大学 音楽学部卒業。
これまでにチェロを上村昇、岩谷雄太郎各氏に、室内楽を河野文昭、阿部裕之、アルテンベルク・トリオ・ウィーンの各氏に師事。
98年より大阪フィルハーモニー交響楽団チェロ奏者。
 チェロトレーナー 山口有香
滋賀県大津市出身。12歳で渡米。13歳より現地中学校のミュージックプログラムでチェ ロを始める。帰国後同志社交響楽団に入団、2度の海外公演を経験する。卒業後同志社東京アンサンブルの運営及び指導。梅沢和人氏率いるパソナ夢オーケストラに副首席奏者として所属。2009~12年東邦音楽大学の定期演奏会や弦楽合奏団公演等に演奏要員として参加、学生の指導にも携わる。チェロを香月圭佑、室内楽を梅沢和人、大久保淑人に師事。

織田貴浩(おりたたかひろ)

12歳よりトロンボーンを始める。私立天理高校吹奏楽部(全日本吹奏楽コンクール出場経験あり)を経て、京都市立芸術大学に入学。在学中、精力的にトロンボーンアンサンブルの可能性に取り組み、京芸トロンボーン科初の校外演奏会「ザ・ボーンズ」(96年10月15日うはらホール)を主宰、学校主催の平成7,8年冬期定期演奏会(アンサンブル演奏会)で選抜される。
卒業後、ヤマハ新人演奏会、奈良県新人演奏会に出演。98年に渡独、ドイツ国立音楽大学に入学。2000年5月にディプロマをその年の最高点で取得。2001年5月、同大学の国家演奏家資格コースの入試(クラシックのピアノ・声楽・管弦打、ジャズ、古楽のあらゆる分野から毎回6名合格。ドイツ全土から受けに来るため、受験者は150人以上)をバストロンボーン奏者として初合格。バチカン市国にて、前カトリック教皇パウロ二世の御前でケルン大聖堂少年合唱団共に金管アンサンブルの演奏を俸演するなど、ヨーロッパ各地で演奏する。
2002年4月大阪センチュリー交響楽団(現日本センチュリー交響楽団)の要請により、同楽団常エキストラ奏者として帰国、2009年3月の契約終了にいたるまで、同楽団の主要演奏会(定期演奏会、自主演奏会)ほか、ほぼすべての演奏会に出演。
これまでに、トロンボーン・バストロンボーンを呉 信一(京都市立芸術大学トロンボーン教授)、バストロンボーンをダグラス・ヨー(ボストン・シンフォニーオーケストラ)ハリー・リース、ミヒャエル・ユングハンス(WDRケルン放送交響楽団)各氏に師事。
その他、室内楽を呉 信一氏、マティアス・キーファー、ウルリッヒ・フラート、現代音楽をペーテル・エトヴェシュ、声楽を矢田部義弘各氏に師事。

「きょうと金管五重奏団」「H.G.Q(ハイグレードクインテット)」「おたけまつり(トロンボーントリオ)」各メンバー。奈良県立高円高等学校音楽科非常勤講師。

田中雅之(たなかまさゆき)

大阪芸術大学演奏学科 打楽器専攻卒業。
同大学卒業演奏会、関西打楽器新人、東大阪市新人の各演奏会に出演。大阪シンフォニカー(現:大阪交響楽団)を経て、ドイツ エッセン フォルクバング大学に留学。(故)ハンス・ヨワヒム・シャハト氏に師事する。同大学を優秀な成績で卒業する。
その後、元ベルリンフィルティンパニ奏者、(故)W・テーリヒェン氏のマイスターコースを受講。帰国後はフリーランスのティンパニ・打楽器奏者として関西、東海、中国地方の各オーケストラ、ミュージカル、スタジオ録音、室内楽と多方面で活動する。
2000年、いずみホールに於いてジョイント・リサイタルを開催し、好評を博す。
2003年、第六回 松方ホール音楽賞 審査委員奨励賞を受賞。
現在は奈良フィルハーモニー管弦楽団のティンパニ・打楽器奏者としても活動する。
奥原 光、(故)八田 耕治、奥村 隆雄、早坂 雅子の各氏に師事。
奈良県立高円高等学校非常勤講師、関西打楽器協会理事。

福井彩乃(ふくいあやの)

同志社女子大学学芸学部音楽学科卒業、同大学《頌啓会》特別専修生修了。

ブルクハルト国際音楽祭コンクール室内楽部門奨励賞受賞。京フィル室内合奏団ハートフルコンサート、京都国際音楽学生フェスティバル、同志社女子大学音楽学会《頌啓会》新人演奏会、NAGANO国際音楽祭・ウィーン音楽セミナー選抜コンサートに出演等。

京都ジュニアオーケストラや同志社女子大学学芸学部音楽学科にて主席奏者を務める。ヴァイオリンをこれまでに、岡本智紗子、山本裕樹、林靖子、梅原ひまりの各氏に、室内楽を黒岩義臣氏に師事。

現在、奈良フィルハーモニー管弦楽団員、室内合奏団THE STRINGS演奏員、木津川市芸術協会会員。

関西を中心にソロ・室内楽・オーケストラ奏者として、またライブ演奏やレコーディング等、バロック音楽からポップスまで幅広いジャンルで活動する傍ら、後進の指導にも携わっている。

【お問い合わせ】奈良県文化振興課  〒630-8501 奈良市登大路町30番地
TEL:0742-27-8917     FAX:0742-27-8481